先日の記事でも書いたように、子どもの急病などによる急なお休みや早退は、小さな子どもを育てながら働いていれば必ず起こる出来事です。
会社勤めなら、職場に理解してもらえれば何よりですが、そうでは無い職場も少なくない。あるいは、自分自身が引け目に感じてしまう。
そこでストレスを感じてしまうママさんはとても多いようです。
病児保育施設に預けて働くという手段もありますが、施設の受け入れ人数が少なく確実に入れられる訳ではない。
あるいは、子どもが辛い思いをしているのにそばにいてあげられない…と、罪悪感を感じてしまったり…。
フリーランスの在宅ワークママの場合
フリーランス在宅ワーカーの私の場合も、子どもが熱を出せば基本的にはその日は一日お休みにします。
必要ならば病院に連れて行き、あとは家で子どもと過ごす。
お客様から緊急の連絡に備え、メールや着信はこまめにチェック。
会社勤めをしているママさんと同じですが、
でも仕事がよほど忙しくない限り、ストレスを感じることはありません。
なぜなら、お客様の約束した納期にさえ遅れなければ、誰にも気を遣うことはないからです。
ただしそのために、私は普段から心掛けていることがあります。
ポイント1.余裕を持ってスケジュールを組む
納期に遅れないためには、余裕を持ってスケジュールを組む必要があります。
そうすると、仕事をパンパンに詰め込むことはできません。
特急の案件はリスクが高いのでお断りすることも多く、当然、収入面では損です。
でも、小さな子どもがいる以上、感染症で一週間まるまる登園できなくなる可能性だってあるのです。
そんな場合、子どもが熱を出してしまったせいで納期に間に合いませんでした〜、てへぺろ。
なんてことをやってしまうと、たちまちお客様からの信頼を損ね、今後仕事をもらえる可能性は低いでしょう。
仕事である以上、当然のことですね。
ポイント2.一度決めた納期は死んでも守る(という気持ちでいる)
余裕を持ってスケジュールを組んでいても、どうしても作業が予定通りに進まないことも多々あり、やっぱり納期ギリギリになってしまうことも少なくありません。
そういう時は一日だって休業するのはかなり痛い。
それならば、自分が徹夜してでも納期に間に合わせます。
いつもいつもそういうことをしていれば体を壊しますが、でも普段からポイント1を心掛けていれば、そこまでのケースは滅多にありません。
ポイント3.それでもダメな時の対処法を考えておく
もちろん、時と場合によっては、今日絶対にアップしなければならないデータがあったり、今日休めば納期に絶対間に合わないー!!という場合もあります。
その場合の私の対処法は、
病児保育に子どもを預けて仕事をする
(ただし、定員があるので絶対に預けられる確証がない)
実家の母に来てもらい、子どもの面倒を見てもらって仕事をする
(ただし、インフルエンザとか大人にも感染する病気にかかっている場合は、ばあちゃんに感染ってしまうリスクがあるので無理)
仕事場で子どもを遊ばせながら最低限の作業だけやってしまう
(ただし、熱があっても機嫌がいいとか、重病でない場合に限る。それも、作業が短時間ですむ場合に限る)
上記を持ってしても無理な場合、お客様に事情を説明して、一部作業をお願いしたり納期を延期していただく
(最終手段)
などです。
最後のは最終手段ですが、これをお客様に納得してもらうには、
普段から子どもや家庭の事情を言い訳にせず、どんなに小さな約束事でも必ず守ること。
そうして誠実な仕事ぶりを見せていれば、まともなお客様ならば必ずわかってもらえますよ。
約束を守るとか、スケジュールに余裕を持つとか、なんだか、すごく普通で、小学生でも分かるような当たり前のことばかり書いているような気もしますが、実感として、子育て中でない普通の社会人ですら、できない人はとても多い。
逆に、子どもを育てながらこれらを普通にできるなら、在宅ワーカーとして、ものすごい強みとなることは間違いありません。
これらは、子どもがいるから出てくる悩みやリスクですが、でも、だからこそ、子どもを言い訳にしながら中途半端な仕事をしないための対策を、普段から考え行動するようにしましょう!